コルヒチン

尿酸値が高くなると発症する痛風の痛みを抑える薬コルヒチン

コルヒチンは、1964年から使われている、痛風の治療薬として使われる薬です。

 

 

少し変わった作用機序を持っているのが特徴です。

 

 

痛風発作を予防するための薬で、白血球の作用を抑えることで発作を防止します。

 

 

痛風では、尿酸(いらなくなったDNAなどが分解された時に出る老廃物)の値が高くなることで起こります。

 

 

尿酸値が高くなると、関節に尿酸の結晶が蓄積します。

 

 

この結晶がなんらかの刺激を受けて剥がれ落ちると、白血球の一種の好中球が取り込むと、炎症を起こす物質が放出されて、激痛を伴う痛風発作を生じてしまいます。

 

 

つまり、高尿酸値であっても必ずしも痛風発作が起こるというわけではないということです。

 

 

痛風発作が起こる部位では、たくさんの好中球が集まっていっせいに炎症物質を出すので激痛が起こります。

 

 

コルヒチンは、好中球(白血球)が寄せ集まる過程を抑制する作用があります。

 

 

発作部位に好中球が集まることを白血球の遊走といい、これを阻害するのがコルヒチンの作用です。

 

 

発作が起きてからはやく服用することで、高い効果を得ることができます。

 

 

また、発作が起こりそうだと感じた時に飲むことで、発作の確率を軽減させることができます。

 

 

ただし、コルヒチンには消炎作用や鎮痛作用はありません。