コルヒチン

痛風の発作がつらいときに頼りになる飲み薬コルヒチン

コルヒチンの主作用は、白血球の作用を抑えることです。

 

 

白血球は血液中に存在している血球のひとつで、体外から異物が侵入してきたときに攻撃して排除する役割があります。

 

 

体にばい菌が入っても、すぐにばい菌に体がやられてしまわないのは白血球のおかげです。

 

 

白血球は免疫システムにとって重要な働きをになっていますが、痛風ではこの攻撃が裏目に出ます。

 

 

痛風は、血液中の尿酸が多い高尿酸血症が原因で起こります。

 

 

血液中に尿酸が過剰にあると、尿酸が結晶化して関節に蓄積してしまいます。これを析出(せきしゅつ)と言います。

 

 

関節内に尿酸結晶として析出すると、白血球はこれを取り込んで攻撃(食べてしまう)します。

 

 

このときに炎症作用がある物質が放出されて炎症が起こり、痛風発作が起こります。

 

 

コルヒチンはこの白血球の働きを弱めて、白血球が尿酸結晶を攻撃しないようにすることで、関節内に炎症が起こるのを抑える作用があります。

 

 

コルヒチンは炎症による痛みや腫れといった症状を抑えてくれますが、根本原因である尿酸値を下げるという作用はないので注意が必要です。

 

 

尿酸値を下げたいのであれば、尿酸を排出させる促進剤のような薬を使って排泄する必要があります。